ADHDでも生きてる

就職したあとに発達障害やら精神疾患などが判明した私の日々をただつらつらと書いていくだけのブログです。

なぜフィードバックが苦手なのか

私はあるものがとても苦手。それは「フィードバック」です。フィードバックとは良いものを作るためには非常に必要なものですが、私はとても苦手でフィードバックをもらった瞬間に嫌になるんですよね。

 

ではなぜフィードバックが苦手になったのでしょうか。多分私の思い出を振り返ってみると「何も言われないことが正しい」という考えがあるから、かもしれません。小学校など学校教育は、先生の指示に背いた人は注意を受けます。逆に先生の指示に背いていない子は注意を受けません。私は先生の意思に背かず、注意を受けませんでした。

 

家庭でもそうであるかと言われたらNOです。母親は産後鬱により、しょっちゅう私を叱っていました(鬱だけではないけれど)。しかも良いことができても「偉いね」「すごいね」など褒め言葉がなかったのです。そのような環境が幼少期を占めていると「注意を受けないことがいい子」という認識になってしまいました。

 

しかしフィードバックは重要です。なぜならフィードバックを行うことで、自分の成果物を客観的な視点で評価してもらえるから。自分の成果物をみるのは、自分ではなく他人です。そのため、他人から見たフィードバックは非常に必要なのです。そのためフィードバックが得られない成果物=独りよがりな成果物となってしまいます。

 

しかしこのフィードバックを克服するにはどうすれば良いのでしょうか。それはこれから探していかなければなりません。

 

 

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医者に不安を持つのは損

人生で損したな〜ってことはたくさんあります。むしろない人の方が少ないでしょう。私もかなり損したな〜って思うことはありますが、その中でもかなり損したな〜って思うことがあるんですよ。それは「ドクターショッピング」をしてしまったことです。

 

ドクターショッピングとは、簡単にいうとひとつの症状に対して病院を転々としてしまうことを言います。一時期「セカンドオピニオン」って言葉が流行ってましたが、あれとは全く別物です。セカンドオピニオンは、主治医が別の医師に意見を求めることを言います。

 

セカンドオピニオンは紹介状にその患者さんの症状を書くことで別の医師がその診断を踏まえて診断しますが、ドクターショッピングは満足いく医療が行われているにも関わらず病院を転々としたり、同じ症状を訴えて別の病院を同時に受診する、これがドクターショッピングです。

私は精神科のドクターショッピングをしてしまった人間なんです。しかもADHDの治療薬である「ストラテラ」の投薬中に無断断薬してしまいました。

 

ストラテラコンサータなど、ADHDの治療薬は途中でやめてしまうと症状が悪化すると言われています。そして私も例に漏れず、断薬した段階で症状が悪化にしました。とにかく会話の「間」や「話すタイミング」が分からないんです。以前は完全にできたかというのは疑問ですが、少なくても人の話を遮るような形で会話をすることはありませんでした。

しかし、現在は本当に人との会話の間が読めず、人が話そうとしている時に同時に話してしまう、ということが起こっているので非常に生活に支障をきたしています。

 

またドクターショッピングはこうした患者の視点からの勝手な断薬だけではなく、精神疾患による障害者手帳がもらえない、というリスクもあります。精神疾患での障害者手帳取得には「診断から6ヶ月の通院があること」が必要ですからね。ドクターショッピングを行うということは診断の時期が後ろにズレていくということなんですよ。

 

なんで私がこのようなドクターショッピングをしたのかというと、医師に対しての不安感があったからです。精神科は基本的に患者に病名を告げないことの方が多いため、自分がどのような状態なのかさっぱり理解することができませんでした。それに医師と話し合う時間も10分か15分ぐらいだったため、ろくに自分の意見も言えず不信感が募って「もっといい医者がいるはず」と思い込んでドクターショッピングをしてしまいました。

今通っている病院でもあまり医師と患者のコミュニケーションする時間がないため、病院とはそういうものなのだと割り切って通っています。

 

ただここで言いたいのは、医師に不安を持つのは損ということです。だって彼らはプロですから。プロでも人間なのでミスはしますがね。プロの力を借りなければ私たちは生活することもままなりませんし、障害者手帳をもらうこともできません。そのため、精神疾患で病院にかかっても最低半年間は余裕があれば耐えてみることが必要でしょう。

 

 

ドクター・ショッピング―なぜ次々と医者を変えるのか (新潮新書)

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辛いから掃除した!

20歳で初就職。その後アルバイトで日銭を稼ぎつつ、再就職。その後また失業!
うわ〜辛いね〜!

辛すぎて掃除しちゃった。

 

ADHDの方は非常に片付けるのが苦手と言われています。ADHDという名前が知られるようになったのも「片付けられない女たち」という書籍がきっかけ(だと私は思ってる)ですしね。

 

片づけられない女たち

片づけられない女たち

 

 違わず私もすっごい苦手なんですよ。掃除がね。

いやー…掃除自体が億劫というのか、人生で掃除をしたのが引っ越しの時ぐらいしかないんですよ。ADHDの遺伝なのかな〜?って考えてはいるんですけど、予想は遺伝+生活環境があると考えています。


私の母は母方の祖母がすごく厳しい、というかステレオタイプの田舎のおばーちゃんなんです。なので掃除も女の仕事だ!って感じ母親は厳しくされていました。幼少期は部屋が綺麗だった記憶もあります。

 

しかしその厳しく育てられていた母なんですが、産後鬱を引きずる形で精神疾患になり掃除をする気力が出てこない状態に。そして私は何が起きたのかわからないけど、「出したものを片付ける」ということができない幼女になっていました。

 

もちろん掃除の気力がない母親+片付けない娘(幼女)という地獄の組み合わせで、ローンで買った一軒家はゴミ屋敷です。父親はその時本気で忙しくて朝5時に出て行って11時頃に帰ってくる+土日も出勤多し+母方の祖父母のプレッシャーにより精神的にダウン、って感じなので「掃除しろ」「出したものは片付けろ」なんて指導できる状況ではありませんでした。

 

そのため、私は片付けられない女になったのです。

 

しかし、今日は!さっきまでは!掃除をしていました!

なぜって?

失業のショックを消すためさ…。

 

いやーだってさ、4月まで勤めてた会社自分に合ってると思ってたんだよ…。本当に。ただちょっと体調悪くなってパフォーマンス落ちてきたかな?って思ってたら回復できないもんだからびっくり。まあ、3月末に「納品ペースが遅い」って言われてから解雇覚悟してたけどネ。

 

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かわいいフリー素材集 いらすとや

とりあえずちゃぶ台から片付けていったよー。ピカピカ!!

こうしてブログもかけちゃうから超嬉しいんだ。

 

いろいろ片付けの本ってたくさん出版されてるけど、ADHDにはそういうのを読めない人もいますよね。とりあえずADHDの人におすすめしたいお掃除方法は「とりあえずゴミとわかるものは捨てること」「捨てるうちに掃除する場所を決めること」です。

 

これを読んでいる人の中にはもしかしたらあとで役に立つかも…なんて考えて捨てない人もいますが、とりあえず「レジ袋」「空のペットボトル」「お弁当の容器」とか確実に使い捨てであるものは捨てるようにすること。また、勇気のある人は数ヶ月お世話になっていないグッズとかもポイっとしちゃってください。私は限定グッズを捨てました。

 

あとは「捨てるうちに掃除する場所を決めること」っていうのは、超個人的な意見です。でも私のようなADHDの人間って衝動性で社会のハズレものにされるじゃないですか。だったら掃除方法も衝動的でいいんじゃないかな〜、なんて感じで進めましょう。だって自分の家だしね。気が済むまで掃除しちゃえば綺麗になるんじゃないかな。

 

そんな感じのADHDの掃除術でした。ADHDの人で掃除にめっちゃ困ってる〜!って人はちょっと役立ててみてくださいね。

 

ADHDの人の人生が少しでも楽になりますように!

はじめまして

誰かとのつながりが欲しくてTwitterよりも多くの時間で文章が考えられて長く語れるブログを立ち上げました。

続くかどうかはあまり自信がないのですが、見てくれる人がいるならば「こういう人も居るんだ」という感じでお付き合いいただけたら幸いです。